外交部の林剣報道官は19日の定例記者会見で、記者から「現在の国際情勢は緊張が続いており、局地的な衝突と動揺が頻発している。中国はグローバル安全保障イニシアチブを提起して以来の2年間、世界の安全保障の難題を解決し、人類共通の安全保障を促進するために貢献してきたが、報道官には関連状況をさらに説明していただけないだろうか」との質問を受けました。

林報道官は「習近平主席は2022年4月、グローバル安全保障イニシアチブという理念と行動方案を打ち出し、矛盾や意見の相違を解消し、リスクと危機を管理しコントロールするための実行可能なよい処方を提唱した。中国はウクライナ危機、パレスチナ・イスラエル紛争、アフガニスタン問題などに対してそれぞれ、立場を示す文書を発表し、根気よく和平と話し合いを促している。中国はサウジアラビアとイランを和解させることに成功し、中東地域の『和解の潮流』を導いた」と説明しました。

林報道官はさらに「中国は、平和を愛し発展に尽力するすべての国際社会メンバーが、イニシアチブと協力に積極的に参加し、恒久的に平和で普遍的に安全な素晴らしい世界をともに建設することを歓迎する」と強調しました。（提供/CRI）