Record China 2024年4月24日(水) 22時0分
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日本の居酒屋の外国人客をめぐるSNS投稿が、中国でも反響を呼んでいる。
大衆酒場の店主によるX(旧ツイッター)アカウントは20日、「昨日は白人のカップルが入店してきたから『日本語が分からないと対応できない』と伝えたらポカンとして『no english menu?』と英語で聞いてきたから『ない』と日本語で答えてやった。ここは日本だ。俺も英語の国に行ったら英語をしゃべる。日本では日本語をしゃべる努力をしろ。無理なら通訳を連れて来い」と投稿した。
また、「当店も昔は日本語の分からない外人客の相手をしてあげてたんだよな。でも注文を取るのも時間掛かるし、面倒臭いし、結局断るようになったのは、アイツら手間が掛かる割にカネを使わないんだよな。チップも置いていかないし、もうからないから相手するのをやめた」などと説明した。
その後も自論を展開したがネットユーザーの賛否を呼び、最終的に「昨日軽い気持ちでつぶやいた内容に大変不愉快な思いをされた人が多いようで誠に遺憾です。今は精神的にも肉体的にも仕事をする気力がないので明日は休業させて頂きます。営業再開は未定です」などとツイートした。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では、フェニックステレビ(鳳凰衛視)東京駐在記者の李●(リー・ミャオ、●は水3つ)氏がこの論争を取り上げ、「このように客をなじる日本の飲食店は多い。特にラーメン店」と私見をつづっている。
中国のネットユーザーからは「日本っておもてなしで有名だったんじゃなかったっけ?客をなじる店が多いとは」「こういう感じあるわ。日本人は相手が日本語が分からないのにそれでも日本語で話してくる」「言行が一致しない日本人のおもてなし精神」「この店主にはぜひ引き続き頑張ってもらって、外国人観光客に真の日本人がどういうものか知らしめてほしい」「皮肉なのは、米国のSNSを使って日本語で文句言ってることだな」などの声が上がった。
また、「日本に遊びに行く時に一番怖いのが、こういう店に出くわすことなんだよね」「日本人って英語をあまり話したがらないから、私はいつもボディーランゲージだよ」「翻訳アプリを使えば済む話」などの声も。
一方で、「これは普通じゃないのか?米国のレストランには日本語なんてないのだから」「(店主が)言っていることに大きな間違いはない」「店主の言うことが道理だと思う」「誰を客にするかは店側の判断だろう」など、店側に好意的な意見も少なからず見られた。(翻訳・編集/北田)
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