中国リーガル・サスペンスドラマの最新作「正当防衛」がこのほど予告動画を解禁し、殺人犯を演じるバイ・ジンティン（白敬亭）に視聴者から期待が寄せられている。

愛奇芸（iQiyi）制作の「正当防衛」はバイ・ジンティンをはじめ、昨年の大ヒット作「狂飆」で人気急上昇したガオ・イエ（高葉）、SFドラマ「三体」などで知られるチャン・ルーイー（張魯一）が主演し、タイトルの通り、事件での正当防衛のあり方にスポットを当てた作品。ガオ・イエとチャン・ルーイーがそれぞれ検察官を演じ、夫のDVによる妻殺害事件を発端に、14年前に校内で発生した正当防衛事件との関連性、さらにはその当事者となったバイ・ジンティン演じる「李沐風」が浮かび上がる。

「大唐狄公案」のリー・ユンリャン（李雲亮）監督がメガホンを執り、「猟罪図鑑～見えない肖像画～」のジア・ドンイエン（賈東岩）が脚本を担当。予告動画では不遜な雰囲気で正当防衛を語るバイ・ジンティンが、14年前に殺人事件の犯人として刑務所に収監されたと思われる場面などが登場している。これまで一貫して爽やかで清潔な印象を与えてきたバイ・ジンティンが、全ての事件の“ラスボス”と思われる闇の深い殺人犯を演じるギャップが注目を浴び、視聴者の期待を集めている。（Mathilda）