<続報>“コメディ”のような現金輸送車襲撃事件、全面解決―湖北省荊州市

Record China    2007年7月2日(月) 8時13分

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2007年6月30日、25日に発生した現金輸送車襲撃事件の容疑者が上海市から湖北省へと移送された。鍵を刺したまま輸送車を離れた運転手が疑われていたが、結局逮捕されたのは銀行の別の運転手とその友人だった。

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2007年6月30日、今月25日に発生した現金輸送車強奪事件の容疑者が上海市から湖北省へと移送された。

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事件は6月25日、湖北省荊州市で発生した。午前10時ごろ、1台の銀行の現金輸送車が現金を回収するため楚天高速道路株式会社に到着した。現金輸送車には5人が乗っていたが、会計士2人と警備員は現金の回収に、運転手ともう1人の警備員はトイレに行き、車内には誰も残らなかった。しかも不用心なことに車はロックされておらず、鍵も刺したままだった。

この隙をつき、現金輸送車の後をつけていた乗用車から2人の男が現れ、いともたやすく現金輸送車を奪い去った。現金輸送車は現場から2km離れた国道で発見されたが、現金約57万元(約912万円)が入ったアタッシュケースは消えていた。

あまりにも出来すぎたシナリオに警察は内通者の存在を疑い、現金輸送車の運転手らを取調べたが、その結果、運転手が鍵を刺したまま車を離れたのは本当に不注意で、結局逮捕されたのは銀行の別の運転手とその友人だったことが分かった。30日、上海に高飛びしていた容疑者が5名の警官に付き添われて湖北省へと移送され、事件は全面解決を迎えた。男は「2万元(約32万円)も持って逃げたのに結局1000元(約1万6000円)も使っていないのが残念でならない」と話しているという。(翻訳・編集/藤野)

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