中国の民間ハッカー、軍のサイバー部隊を上回る能力―米紙

Record China    2014年8月29日(金) 9時22分

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26日、中国国内の民間クラッカー(悪意のあるハッカー)の中には侵入の痕跡を残さないことに長け、クラッキング技術も「軍サイバー部隊」より熟達している者もいるという。資料写真。

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2014年8月26日、参考消息網によると、米ニューヨーク・タイムズ紙ウェブサイトが24日、クラッカー(悪意のあるハッカー)は暇つぶしや金もうけ、得点稼ぎなどを目的に違法な侵入をゲームとして楽しんでいると報じた。

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記事によれば、米デルのセキュリティサービス会社の研究から、中国国内のクラッカーの中には侵入の痕跡を残さないなどクラッキング技術において、軍所属の技術者で構成される「サイバー部隊」より熟達している者もいることが明らかになった。2年にもわたって侵入し続けていることを誰にも気付かせなかったケースもあるという。

こうしたクラッカーは、相手のシステムに攻撃を仕掛ける前に、組織的な偵察活動を行い、システムの管理者権限を持つ職員を特定してから侵入を試みるなど巧妙な手口を使っているとされる。一般には中国軍のサイバー部隊に注目が集まっているが、中国の民間クラッカーはさらに大きな損失、被害を生じさせているという。(翻訳・編集/岡田)

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