日本の若者が中国医学を信じ始めた?―中国メディア

Record China    2024年5月14日(火) 7時0分

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12日、新浪新聞の微博アカウントは、「日本の若者が、中医を信じ始めた」とする文章を紹介した。

2024年5月12日、新浪新聞の微博アカウントは、「日本の若者が、中医を信じ始めた」とする文章を紹介した。

文章は、数年前の日本では経済の停滞により物価がほとんど変わらなかったが、漢方薬だけは価格が上昇していったとし、17〜22年の5年間で非処方薬(OTC)漢方薬の平均単価が15%近く上昇したと紹介。一方で、値上がりにもかかわらず販売量は減らず、5年で16.6%増加したほか、特にネット販売が大きく売上を延ばしたと伝えた。

また、漢方薬の購入層が高齢者に限らず、若い世代もこぞって購入するようになっており「かつて中国人観光客が青汁や酵素に夢中になったような状況だ」と評している。日本には八百万の神がおり、人びとは古くよりそれぞれの願い事に合わせて「主管」の神様にお願いをしてきたとし、漢方薬もこれに同じように悩みや症状に合わせてそれぞれ異なる「処方」が利用されていると伝えた。

そして、不眠や便秘、腰の痛みなどに合わせた漢方薬があるほか、季節の変わり目に体調が悪くなる「気象病」のように西洋医学では病名がつかないものも「五苓湯」という処方が存在するとした。さらに、恋愛がうまく行かない時にも「漢方頼み」ができ、体質の改善によって心が落ち着き恋愛の成就につながると紹介している。

この件について中国のネットユーザーは「国外で中医が流行する一方で、国内では中医批判が流行している」「中薬製剤は高い上に効果もないぞ」「その事実を彼らが受け入れるかどうかは別として、日本は実際中国の文化や医学を非常に重んじている」「日本の漢方薬の値段が上昇したのは、(中国から入ってくる)原材料の価格が高騰したから。そして漢方薬の売上が増えたのは、『どっかの国』の観光客が爆買いをしたからだ」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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