人民網日本語版 2024年5月13日(月) 15時30分
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中国初の新型スマート大型電気機関車がラインオフした。
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中国国家エネルギー集団朔黄鉄道と中車株洲電力機車が共同開発した中国初の新型スマート大型電気機関車が9日、湖南省株洲市で正式にラインオフした。
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同機関車は複数の最新技術を採用し、複数のスマート化補助装置を搭載し、輸送力、省エネ、スマート、安全などの面でいずれも向上。中国「西炭東運」(西部地域の石炭を東部地域に輸送すること)の第2ルートである朔黄鉄道の重量輸送に用いられる。
同機関車の1両の最大牽引力は1万400kWに達しており、同軸数の従来型電気機関車と比べると、1両の1往復の輸送量を1200トン近く高めることができ、総合年間輸送量は28万トン近く向上する。
同機関車は世界初の大出力炭化ケイ素変流器を採用しており、エネルギーを絶えず供給する「血液」のように、そのスイッチング周波数は500~2000ヘルツの広い範囲で動的に調節でき、より複雑な架線の条件に適応できる。
また、同機関車には世界初の大トルク永久磁石牽引モーターが搭載されており、トルクが大幅に上がり、台車が直接駆動できる。従来的な歯車噛合式よりも伝動効率が高く、より環境に優しい。また、世界初の大けん引力直接駆動台車を採用している。
上述した三つの世界初の技術により、機関車はより軽量、グリーン、低炭素で走行できるようになった。機関車全体のエネルギー変換効率が85%から90%に上がり、1両の機関車の1年間の走行で約33万kWhの電力を節約できる。新技術の運用で形成された点検工程により、機関車の駆動装置の点検スパンが120万kmから240万kmに延びた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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