植物にも「うろこ」ができる?山西省陽泉市で大量の鱗木類化石を発見―中国

CRI online    2024年5月13日(月) 14時20分

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山西省陽泉市周辺にある3億1000万年前の木化石群の発掘現場でこのほど、科学者が大量の鱗木類化石を発見しました。

山西省陽泉市周辺にある3億1000万年前の木化石群の発掘現場でこのほど、科学者が大量の鱗木(リンボク)類化石を発見しました。中国科学院南京地質古生物研究所の研究者は、観察・分析・研究を経て、これらが現在の中国の古生物化石発掘の中で最も完全に保存されている鱗木鉱化標本であることを確定しました。

鱗木は絶滅した古代のヒカゲノカズラ類の植物で、木の幹の表面に葉の脱落跡がらせん状(うろこ状)に残るため、科学者に鱗木と命名されました。

今回発見された10種類近くの鱗木類化石は、今から3億1000~2億9000万年前の間に形成されたものです。この時期は、地球上に大規模な密林が形成され、石炭資源が育まれた重要な時期でもあります。(提供/CRI

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