CRI online 2024年5月13日(月) 14時50分
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海底トンネルシールドマシン「深江1号」が現在施工中の「深江鉄道」珠江口トンネル工事に採用されており、すでに海面下100メートルの深さまで順調に掘削を続けています。
中国のインフラ建設大手の中国鉄建(CRCC)によると、中国が独自に開発した海底トンネルシールドマシン「深江1号」が現在施工中の「深江鉄道」珠江口トンネル工事に採用されており、すでに海面下100メートルの深さまで順調に掘削を続けています。
「深江鉄道」とは、広東省の深セン市から江門市までの高速鉄道で、本線の全長は116.12キロです。この鉄道路線のキープロジェクトである珠江口トンネルは東莞と広州の間の珠江河口に位置し、トンネルの全長は13.69キロ、設計時速は250キロです。トンネルの水中で最も深いところは115メートルで、中国で最も深い海底トンネルとなります。最大水圧は1.06メガパスカルで、1平方センチメートル当たり10.6キロの圧力を担うことに相当し、強度は10標準気圧を超え、世界最大となります。同トンネルは2020年7月に正式に着工し、工期は56カ月を予定しています。
珠江口トンネルの施工を担う「深江1号」シールドマシンの全長は130メートル、総重量は3800トン、掘削直径は13.42メートルです。これと同時に11日に上海市で開幕した2024年中国ブランドデーのイベント会場に、中国鉄建傘下の中鉄十四局が開発したシールドマシン「深江1号」の模型が登場し、多くの来場者を引き付けたということです。(提供/CRI)
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