サヨナラ、ウインドウズ!中国国産OSのリリース間近、2年以内に主流目指す―米メディア

Record China    2014年8月30日(土) 23時50分

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27日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「中国、国産OS開発を推進」を掲載した。早ければ今年10月にもパソコン用OSが発表される。2年以内にウインドウズに代わる主流OSになると関係者は意気込みを語った。写真は中国のパソコンショップ。

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2014年8月27日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は記事「中国、国産OS開発を推進」を掲載した。

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新華社の報道によると、中国は現在独自の国産OSの開発を進めている。最終的にはウインドウズ、アンドロイド、iOSに並ぶ世界的なOSに成長させ、パソコン、タブレット、スマートフォンのOS国産化を実現させたい構えだ。

今年3月に発足したスマートデバイスOS産業連盟の技術専門家委員会主任の倪光南(ニー・グアンナン)氏は早ければ今年10月にはパソコン用OSが発表されると明かした。その後、タブレット、スマートフォンとジャンルを拡大していく方針だ。パソコン用OSでは2年以内、モバイルでは3〜5年以内に国産OSを中国の主流にしたいと意気込みを語った。

特にパソコン用OSは今がチャンスだと倪氏は分析している。中国ではいまだに主流のウインドウズXPだが、マイクロソフト社は今年4月にセキュリティサポートを打ち切り大きな衝撃を与えた。一方で最新のウインドウズ8には中国人ユーザーの抵抗感も強いのが現状だ。倪氏は1〜2年の間は中国が独自にXPユーザーにセキュリティーサポートを行い、その後に国産OSに切り替えていくというロードマップを示した。

もっともその道は容易ではない。単にOSの開発だけではなく、さまざまな機器で動作するかという適合性の確認やアプリの開発など取り組まなければならない課題は多い。(翻訳・編集/KT)

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