「花の95年組」に新ライバル、「我的阿勒泰」と「新生」で女優ジョウ・イーランに注目

anomado    2024年5月15日(水) 9時0分

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チャオ・ルースー、ユー・シューシン、ジョウ・イエらを代表とする「花の95年組」に、女優ジョウ・イーランが新ライバルとして殴り込んでいる。写真はジョウ・イーラン。

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チャオ・ルースー(趙露思)、ユー・シューシン(虞書欣)、ジョウ・イエ(周也)らを代表とする1995年近くに生まれた中国の女優「花の95年組」に、96年生まれの女優ジョウ・イーラン(周依然)が新ライバルとして殴り込んでいる。

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ジョウ・イーランが話題に取り上げられたきっかけは、ドラマ「我的阿勒泰」(「私のアルタイ」の意)と「新生」での好演が光り、女優としての存在感が増したこと。

「我的阿勒泰」は7日にスタートしたパノラマ風景が広がる新疆アルタイを背景にしたドラマで、俳優ユー・シー(于適)らが出演。外の世界に憧れるアルタイ育ちの漢民族の少女(ジョウ・イーラン)がカザフ族の少年バタイ(ユー・シー)に出会ってから徐々に地元の美しさに気付いていく物語。祖父母の代から孫までの3世代に影響した遊牧生活や風習の変遷、愛のあり方を再現した本作で、繊細ながらも自然な演技を披露している。

「我的阿勒泰」

「新生」は6日に始まったジン・ボーラン(井柏然)主演のサスペンスドラマで、ジョウ・イーランが演じるのは大胆で探求心旺盛な記者の何珊。冒頭で死亡した恋人の費可の追悼式に駆け付け、他人の口から費可の四つの顔を聞かされるうちに、その素顔や死の真相をひも解くキーパーソン的な存在となっていく。

若手女優の主戦場となっている現代ロマンスやファンタジー時代劇ではなく、ジョウ・イーランが出演した2作品はいずれも演技力と質感の優れたドラマ。2018年のデビュー当時は第2のチョウ・ドンユィ周冬雨)やバイ・バイハー(白百合)を目標にドラマや映画に清楚な役で出演。その後は一転、「外見を飾らない女性役」に挑み、体当たりで演技の新境地を開拓し、キャリアを築き上げた。

関係者によると、いいドラマからの出演依頼があったり、アイドルスターから演技派俳優へとステップアップを図る役者もジョウ・イーランとの共演を重宝したりしている。例えばタン・ジェンツー檀健次)主演の時代劇「四方館」などだ。

「美貌とデータでモノを言う」アイドル女優と違うジョウ・イーランは、現「花の95年組」にとって手ごわい乱入者と見なされているようだ。(編集/RR)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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