王毅外交部長「一国主義と保護主義は歴史の車輪にすりつぶされる」―中国

CRI online    2024年5月16日(木) 11時50分

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中国の王毅外交部長は北京市内で15日、中国を訪問中のパキスタンのイシャク・ダル副首相兼外相と第5回中国・パキスタン外相戦略対話を行い、続いて共同記者会見に臨みました。

中国の王毅外交部長は北京市内で15日、中国を訪問中のパキスタンのイシャク・ダル副首相兼外相と第5回中国・パキスタン外相戦略対話を行い、続いて共同記者会見に臨みました。記者から、米国が先日に発表した中国に対する一連の一方的制裁や高額の追加関税についての質問に対し、王部長は「皆さんもご存知のように、米国は一時期以来、中国に対する一方的な制裁を繰り返し、301条関税を乱用して常軌を逸するやり方で中国の正常な貿易や科学技術活動を抑圧している。これは今日の世界で最も典型的な横暴なやり方であり威圧だ。米国の一部の人は自らの一極的な覇権を維持しようとして、すでに理性を失うに至った」と述べました。

王部長はさらに、「米国が手段を選べずに中国を圧迫すれば、米国の強大を証明できないばかりか、かえって米国側の自信喪失を暴露することになる。米国自身の問題を解決できないばかりか、かえってグローバル産業チェーンとサプライチェーンの正常な稼働により大きな破壊をもたらす。中国の発展と振興を阻止できないばかりか、14億の中国人が刺激を受けて奮って奮闘努力することになる」と述べました。

王部長は「一国主義や保護主義は時代の発展の流れに逆らうものだ。歴史の車輪にすりつぶされるしかない。国際社会は世界経済の復活における重要な時期にあって世界に新たなトラブルをつくらないよう、米国に対して厳しく警告すべきだ」と強調しました。(提供/CRI

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