米国による中国への追加関税は「過ちの上塗り」―中国外交部

CRI online    2024年5月16日(木) 11時20分

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中国外交部の汪文斌報道官は15日の定例記者会見で、米国による中国への追加関税の発表についての記者からの質問に答え、「過ちの上塗り」と述べました。

中国外交部の汪文斌報道官は15日の定例記者会見で、米国による中国への追加関税の発表についての記者からの質問に答え、「過ちの上塗り」と述べました。

汪報道官は、「中国側の主管部門はすでにこれについての声明文を発表した。ここで特に強調したいことは、米国側が引き続き経済貿易問題を政治化して、中国に対する追加関税に上乗せをすることは、過ちにさらに過ちを上塗りすることであり、米国にとって輸入商品の価格を著しく押し上げ、米国の企業と消費者により多くの損失を負担させ、米国人消費者により大きな代価を払わせるだけだ」と述べました。

汪報道官はさらに、「ムーディーズ社の推算によると、米国人消費者は対中関税コストの92%を負担しており、米国の一般家庭の支出を年間で1300ドル(約20万円)押し上げている。また、米国による保護主義の措置は世界の産業チェーンとサプライチェーンの安全と安定をさらにひどく破壊する恐れがある。われわれは、欧州の政府要人の多くが関税の追加は貿易を破壊する下策と表明していることに注目している。米国に対しては、世界貿易機関(WTO)の規則を確実に順守し、中国に対する追加関税措置を直ちに取り消すよう促す。中国は自らの権益を守るために、必要なあらゆる措置を講じる」と強調しました。(提供/CRI

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