人民網日本語版 2024年5月22日(水) 5時30分
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天津の伝統的な民間芸術「大鄭切り紙」は100年以上の歴史がある。
天津の伝統的な民間芸術「大鄭切り紙」は100年以上の歴史があり、4世代の職人が、板の上に紙を置き、ナイフでさまざまな模様を切り抜く技術の伝承を続け、その伝統文化は今でも輝きを放っている。中国の第1陣農村の職人リストがこのほど発表され、「大鄭切り紙」の4代目伝承人として劉長会さんが選出された。人民網が伝えた。
劉さんは「昔から今に至るまで、多くの人はおめでたいことがあると、祝う気持ちや願いを色彩豊かな切り紙に込めてきた。切り絵は代々伝わっており、その伝承人である私たちはそれを伝承し、素晴らしい作品を作り続け、中華の優秀な伝統文化に息を吹き込んでいく義務がある」と話した。
伝統的な花や鳥、動物のほか、名画や都市の要素を作品に取り入れ、切り紙の技法と現代の要素を結びつけ、ホットな話題も積極的に取り入れることで、切り紙文化の伝承を強化している。「干支をテーマにしたキーホルダーを文化マーケットで販売すると、一瞬で売り切れた。今後はアニメなど青少年の間で人気となっている要素をテーマにした文化クリエーティブグッズを打ち出し、多くの人に『大鄭切り紙』に興味を持ってもらえるようにしたい」と話した。
また、「『大鄭切り紙』が大好きで、切り紙を習いたいと思っている子供が増えている。子供たちに切り紙に対する理解を深めてもらい、切り紙を習ってもらうことで、切り紙文化の種を子供たちの心に植えることができる。そうすることで、伝統文化を伝承・発展させ続けることもできる」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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