殷墟―今に語りかける3000年前の文明

人民網日本語版    2024年5月23日(木) 16時20分

拡大

殷墟の存在とそこから出土した甲骨文によって、伝説だった商朝が完全に実証された。

「殷墟に私は長い間憧れていた。今回訪れたのは、中華文明をより深く学んで理解し、古代のものを現代に活かし、中華民族現代文明をよりよく築くための参考とするためだ」。2022年10月、習近平総書記は河南省安陽市の殷墟を視察した際、こう述べた。

現代から3000年以上前の殷墟は、中国史上初めて、文献的裏付けがあり、考古学的発掘によって実証された商代末期の都城遺跡だ。殷墟の存在とそこから出土した甲骨文によって、伝説だった商朝が完全に実証された。これにより、文字の記録のある中国の歴史をそれまでより約1000年さかのぼることができるようになった。

殷墟博物館の新館が2024年2月26日にオープンし、青銅器や陶器、甲骨、玉器など文化財4000点が一斉に公開された。その4分の3以上は初めて公開されるものだった。人民網の記者はこのほど、殷墟博物館で3000年前の中華の文脈を探った。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携