日韓首脳会談、LINEヤフー問題めぐる尹大統領の発言に韓国内から「屈辱外交」と批判続出

Record Korea    2024年5月27日(月) 13時0分

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26日、韓国・ハンギョレによると、尹大統領が岸田首相との会談でLINEヤフー問題をめぐり「外交とは別の事案」と述べたことについて、野党が「屈辱外交」と批判した。写真は韓国大統領室フェイスブックより。

2024年5月26日、韓国・ハンギョレによると、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が岸田文雄首相との首脳会談でLINEヤフー問題をめぐり「外交とは別の事案」と述べたことについて、韓国野党「共に民主党」が「屈辱外交」と強く批判した。

記事によると、尹大統領は26日、ソウルを訪問中の岸田首相と会談。LINEヤフー問題を取り上げ「日本の総務省による行政指導は、韓国企業であるネイバー社に持ち株を売却するよう要求したものではないと理解している」と述べた。その上で「韓国政府は外交とは別の事案と認識している」「不必要な懸案にならないよう、うまく管理していかなければならない」との立場を示したという。

これに岸田首相は「日韓政府はこの問題について今後も緊密にコミュニケーションを取っていく」と応じたという。

尹大統領の発言について、「共に民主党」のファン・ジョンア報道官は「日本の立場を代弁し、真っ赤なうそを容認した」「韓国の未来とデジタル強国への自負心まで捧げてしまった」「歴史歪曲(わいきょく)、独島(竹島の韓国名)侵奪、福島汚染水に加えてLINE強奪問題まで、日本の傍若無人な暴走に対して問題提起すらしなかった」「龍山(ヨンサン)の大統領室がまるで日本の首相官邸のように感じられる」などと強く批判したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからも「日本政府が韓国企業を奪おうとしているのに、外交問題ではないと?。どこの国の大統領?」「尹大統領はなぜ日本にそんなに寛大なのか」「弾劾事由に当たる発言だ。そのうち独島も日本に渡してしまうのでは?」「こんな人が一国を代表する大統領だなんて恥ずかしい。退陣後に反逆罪で裁判にかけなければ」「こんなにも屈辱的な外交は初めてだ」など、批判の声が殺到している。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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