なぜ台湾にはローソンがないのか―台湾メディア

Record China    2024年5月28日(火) 18時0分

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台湾メディアのTVBS新聞網は27日、「なぜ日本のコンビニ・ローソンは台湾に進出しないのか」をめぐり台湾のネット上で議論が巻き起こったと報じた。

台湾メディアのTVBS新聞網は27日、「なぜ日本のコンビニ・ローソン(LAWSON)は台湾に進出しないのか」をめぐり、台湾のネット上で議論が巻き起こったと報じた。

台湾にはセブン-イレブンファミリーマートはあるもののローソンの店舗はない。しかし、日本旅行が好きな人が多い台湾でも知名度は高いようで、記事は「日本のコンビニといえばローソンは皆さんもよく知っているはずだ」と言及した。

その上で、台湾のネット掲示板PTTで「なぜローソンは台湾に来ないのか」との投稿が話題になっていることを紹介した。投稿主は、日本の回転ずしチェーンやラーメン店、ドラッグストア、ファッションブランドなどがいずれも台湾に進出していることを挙げ、「台湾人の日本愛を考えれば台湾でやっていけないはずはない。『OK』や『Hi-Life』(台湾のコンビニ)でもやっていけているのに、なぜローソンは台湾に来ないのか」と疑問を投げ掛けた。

この投稿に、他のユーザーからは台湾のコンビニ店舗数が多く密度が高いことを指摘する声が多く上がり、「台湾のコンビニがまだ少ないとでも思ってるの?」「コンビニが激戦を繰り広げている。今ごろ参入しても市場は奪えない」「来ても看板が汚れるだけだよ」「4大コンビニ(セブン-イレブン、ファミリーマート、OK、Hi-Life)でもう飽和状態だよ」といったコメントが並んだという。

また、「数十年前なら天下を取れたかも。今だとちょっと遅すぎる。(訪日客が好んで訪れる)松屋(2018年進出)でさえも(台湾内では)すき屋(14年進出)に押されてるじゃないか」「台湾で生産ラインを造るのはコストが高すぎる。台湾の業者に委託したら品質を維持できるか分からないし、ひどければレシピを盗まれることもあるかもしれない」などの意見も見られたと記事は伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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