重慶・万州間の高速鉄道、初の連続桁の連結が完了―中国

CRI online    2024年5月28日(火) 19時20分

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「渝万高速鉄道」火地堡複線特大橋の連続桁が連結が完了しました。

「渝万(重慶~万州)高速鉄道」火地堡複線特大橋の連続桁が連結が完了しました。これは「渝万高速鉄道」全線で最初に連結された連続桁となります。

情報によると、火地堡複線特大橋の連続桁は黄嶺坡川を跨ぎ、周辺の地形は起伏が激しく、施工のための作業面積が狭いために工事の難易度が高く、安全上も高いリスクを伴います。この大橋は長さ169.6メートルで、単箱・単室の可変断面箱桁となっており、25のセグメントに設計され、トラベラクレーンカンチレバー工法打設が採用されています。今回、大橋の連続桁の中央連結が実現したことは、渝万高速鉄道全線の架設作業を順調に行う上で、重要なステップとなりました。

「渝万高速鉄道」は重慶の中枢である重慶東駅を出発し、南岸、巴南、涪陵、豊都、忠県を経て万州区の万州北駅までをつなぎます。新設される本線の長さは250.91キロ、橋とトンネルの比率は86.77%に達し、設計時速は350キロメートルです。

渝万高鉄が完成し運行を開始すると、重慶市と万州市を結ぶ鉄道の運行所要時間が1時間以内に短縮されるほか、万州市の中枢で「西渝高速鉄道」、「成達万高速鉄道」、「渝万高速鉄道」の3路線の鉄道の相互接続が実現し、「京津冀(北京・天津・河北都市群)」と長江デルタ都市群を「6時間」で結び、関中と中原都市群を「3時間」で結ぶことが可能になります。(提供/CRI

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