CRI online 2024年5月28日(火) 19時50分
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研究者はこのほど、中国南西部の雲南省・禄豊市恐竜山鎮梨園村で前期白亜紀の恐竜の足跡化石を多数発見しました。
研究者はこのほど、中国南西部の雲南省・禄豊市恐竜山鎮梨園村で前期白亜紀の恐竜の足跡化石を多数発見しました。同地点で地層年齢を測定したところ、恐竜の足跡がある岩石層は今から1億2000万年を超えていることが分かり、それにもかかわらず多くの足跡はよく保存されており、形が依然としてはっきりしています。
これらの恐竜の足跡化石は、地元の村人2人が山に登って羊飼いをしていた時に発見し、地元の自然資源部門に報告したのです。調査の範囲が拡大するにつれて、ますます多くの恐竜足跡化石が発見され続け、5月26日現在、研究者は恐竜足跡化石400個以上を発見しました。
禄豊市恐竜化石保護研究センターの王涛主任は、「これらの足跡には三つのタイプがあり、一つは大型の竜脚類で、梁竜というタイプが踏んだもの、もう一つはティラノサウルスというタイプが踏んだもの、また一つはアンキロサウルス、ステゴサウルスというタイプが踏んだように見える」と紹介しました。
禄豊市恐竜山鎮は、恐竜足跡化石が集中的に発見される地点であり、1990年代以来、邢立達氏、呂君昌氏ら中国の有名な古生物学者と地質学者は前後して現地の貝殻山、大栗樹村、李家村などで恐竜の足跡化石を発見しました。今回の発見によって、白亜紀には依然として種類が豊富で、数が多い恐竜の群れが禄豊地区で生活していたことが証明され、現地調査と関連研究が進められています。(提供/CRI)
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