人民網日本語版 2024年5月30日(木) 20時30分
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望遠鏡から宇宙を見る場合、将来的には、「見上げる」だけでなく、「見下ろす」ことになるかもしれない。
上海交通大学李政道研究所の科学者はこのほど、「海鈴計画」を開始した。南中国海(南シナ海)の深さ約3.5キロメートルの深海平原に初のニュートリノ望遠鏡を建設し、宇宙の深淵からの高エネルギーニュートリノを検出するのだという。
海鈴高エネルギーニュートリノ望遠鏡は、中国のマルチメッセンジャー天文観測ネットワークに欠けていた重要な一環を補い、中国の同ネットワークの構築を極めて大きく促進・整備することになる。
ビッグサイエンス装置は通常、10年単位で開発される。ニュートリノ望遠鏡は開発から完成まで長い時間を要する。同計画は現在すでに2つからなる建設段階に入っている。1期プロジェクトは2022年末にすでに始まっている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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