最新の中国ドラマ「難哄」で、過去に天才子役として人気を博した女優のリウ・チューティエン（劉楚恬）が、主人公の妹役で復帰するのではないかと話題となっている。

チャオ・ルースー（趙露思）とチェン・ジョーユエン（陳哲遠）が主演した昨年の人気ドラマ「偷偷藏不住」の姉妹編「難哄」は、バイ・ジンティン（白敬亭）とジャン・ルオナン（章若楠）主演のラブロマンス作品。チャオ・ルースーが演じたヒロイン「桑稚」の兄「桑延」と、その高校時代の同級生「温以凡」が主人公のラブストーリーとなる。

2月にクランクインした「難哄」だが、現在までに発表されているキャストは主演コンビに加え、チャン・ミャオイー（張淼怡）とジャイ・シャオウェン（翟瀟聞）の2人のみ。なお、2人は「偷偷藏不住」の主人公「桑稚」と「段嘉許」を演じるとされてきたが、撮影現場を撮った動画などから、「温以凡」の親友役で起用されているのではないかとの声が上がっている。

さらにこのほど、「桑稚」役として14歳の女優リウ・チューティエンの名前が浮上し、注目を集めている。リウ・チューティエンは、時代劇ドラマ「ミーユエ～王朝を照らす月～」や「明蘭～才媛の春～」でヒロインの子供時代を好演し、天才子役として人気を獲得。近年は学業を優先して、2021年のドラマ「小捨得」以降は出演作が途切れているが、「難哄」でひさびさに顔を見せるのではないかと話題になっている。

なお、「難哄」の原作小説での「桑稚」の年齢は14～15歳で、リウ・チューティエンとちょうど同じ年頃となる。また、のちに恋人となる「段嘉許」との関係も、この頃はまだ憧れの人として描かれているのみで、リウ・チューティエンが出演しやすいストーリーのため、期待する声も大きくなっている。（Mathilda）