中国人はなぜ公共秩序を守らないのか、日本占領時には守っていたのに―中国紙

Record China    2014年8月31日(日) 3時20分

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29日、中国紙・生命時報は「中国人はなぜ公共秩序を守らないのか」と題した記事を掲載した。写真は上海の地下鉄駅。

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2014年8月29日、中国紙・生命時報は「中国人はなぜ公共秩序を守らないのか」と題した記事を掲載した。

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文学者の故・梁実秋(リアン・シーチウ)氏の「排隊」(「並ぶ」の意)という一文に、「戦時中、中国人は駅で切符を買うのに並んだりしなかった。だが、日本人が駅を占領すると、とたんに行儀善くなった。なぜなら、日本人は列に割り込む人間をムチで思い切りたたくからだ。それならば中国人には本当にムチが必要なのだろうか」という記述がある。

「列に並ばない」というのは中国人の悪癖の1つにすぎない。人民日報の国民調査によると、回答者の52.4%が「公共秩序を守らないことが社会道徳の最大の問題だ」と認識している。海外旅行に出掛ける国民が増えるにつれ、一部の中国人のマナーの悪さが現地で問題になり、「礼儀の国」という中国のイメージを大いに傷つけていることも事実だ。

中国人は長い封建時代の下で常に脅えて暮らしていた。歴史を見ても、国家統一の時代よりも分裂の時代が長く、平和よりも戦乱の時代の方が長かった。安心感や安全感の欠落した生活があまりにも長かったため、「必要なものは他人よりも先に奪え」という考えが中国人の心に染みついてしまったのだ。豊かになった今でも、われ先に行動する中国人が多く存在するのは、こうした過去の呪縛から抜け切れずにいるためである。(翻訳・編集/本郷)

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