CRI online 2024年6月1日(土) 9時50分
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北京-広州間高速鉄道は全線で時速350キロという高基準で運行されることになります。
中国国家鉄路集団有限公司(以下「国鉄集団」)は、6月15日午前0時から新しい列車ダイヤを実施すると発表しました。新ダイヤの実施後は、全国の定期旅客列車が1万2690本になり、現行のダイヤより205本増加します。また、貨物列車は2万2595本になり、74本増加するとのことです。
ダイヤ調整後、北京-広州間高速鉄道は全線で時速350キロという高基準で運行されることになり、全体の輸送能力は4.2%増加します。所要時間は北京西駅-広州南駅間が最速で7時間16分、武漢駅-広州南駅間が同じく3時間17分となり、それぞれ22分と23分短縮されます。また、北京駅では北京-上海間高速鉄道を経由で、上海のほか、青島、アモイなどの主要観光都市にアクセスできる列車の運行を初めて開始するほか、北京-広州間高速鉄道の「標杆快速列車(停車駅数が最少で所要時間が最短の列車)」2本が北京駅発着で設定される予定です。
貨物列車では、中欧班列(中国-欧州間貨物列車)5本、中亜班列(中国-中央アジア間貨物列車)2本、複合輸送の貨物列車11本、都市間貨物列車7本の、鉄道局集団の会社をまたいだ快速貨物列車25本が増発されます。甘粛省の蘭州と新疆ウイグル自治区のウルムチを結ぶ蘭新鉄道では、新疆からの石炭輸送能力をさらに強化するため、貨物列車6本が増発されます。さらに、中国-欧州(中央アジア)貨物列車の輸送網を強化するため、中欧班列全線のダイヤを入念に見直し、重慶、武漢、義烏、広州等とドイツのデュイスブルク、ポーランドのワルシャワを結ぶ全線のダイヤを新たに作成して、国際的サプライチェーンと産業チェーンの安定と円滑化を確保しています。(提供/CRI)
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