10.7億人をカバー、中国が世界最大の年金保険システムを構築

CRI online    2024年6月3日(月) 5時0分

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中国の基礎年金保険加入者数は3月末時点で10億7000万人に達し、前年同期比で1434万人増加しました。

中国国家統計局の最新データによりますと、中国の基礎年金保険(基本養老保険)加入者数は3月末時点で10億7000万人に達し、前年同期比で1434万人増加しました。長年にわたる安定した発展を経て、世界最大規模の年金保険システムが中国で構築されました。

中国では 国民の老後問題に対応するため、都市従業員年金保険と都市・農村住民年金保険という二つの主要な制度基盤が構築され、現在では法定人口に対する制度の完全な適用を達成しています。3月末時点で、全国の社会保障カード保有者数は13億8000万人に達し、人口の98%をカバーしています。

ここ数年来、中国は都市・農村住民年金保険制度を統一し、政府機関・政府系社会サービス組織と企業年金保険制度の一本化を推進し、企業従業員基礎年金保険の全国統一計画を実現し、個人年金制度を確立しました。現在、多種類の年金保険システムが基本的に形成されています。

国家統計局のデータによりますと、2023年末に中国の60歳以上の人口は2億9600万人を超え、高齢者人口の基準値が大きく、年金保険体系の整備を加速することは重要な意義を持つとみられています。

人力資源・社会保障部は、次の段階として、企業従業員基礎年金保険の全国統一計画を持続的に推進し、省級政府の年金保険業務の評価を実施し、第3の柱となる年金保険を積極的に発展させ、個人年金制度を全面的に展開し、加入率と納付水準を高めていくとしています。(提供/CRI

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