米国人が見た中国4大都市とその市民=上海市民は見栄っ張り、広州市民は「小市民」―中国メディア

Record China    2014年9月2日(火) 7時23分

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29日、中国メディアに「米国人の目に映った北京、上海、広州、深セン」と題した記事が掲載された。写真は広州。

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2014年8月29日、中国メディア・鳳凰網に、「米国人の目に映った北京、上海広州深セン」と題した記事が掲載された。

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米国人のスミス氏は1990年に中国に来た。中国居住歴は20年以上で、流ちょうな中国語と広東語を話し、北京、上海、広州、深セン、香港に長期滞在した経験を持つ。その彼の目から見た中国4大都市を紹介しよう。

真の意味で全国性のある都市は北京と深センだ。上海と広州はその他の都市同様に強い地方文化傾向を有するが、互換性や総合性に欠け、経済や文化の面で他都市への影響力もない。北京は中国の首都であり、権力の中心だ。北京市民は精神生活を重視し、物質生活を軽視する。市民の道徳観念は中国の都市のなかで最高水準だ。女性の地位も高い。だが、サービス業のレベルと態度は非常に悪く、この都市で生活するには寛容の精神が必要だ。

深センはトウ小平氏によって1980年代に造られた自由で開放的な思想に満ちた経済都市だ。この都市の競争は激烈で、企業であれ個人であれ、敗者はただちに追い出される。そのかわりに中国やアジアでも最高レベルの生活とサービスがあり、優秀企業に中国全土からエリートと資金が集まって来る。

上海は中国華東エリア最大の都市だが、市民の最大の夢は「解雇の恐れのない職場」で働くことだ。この思想は解放前の上海で労働者を搾取する工場が数多くあったことに由来する。当時の金持ちは国民党とともに台湾に逃げ、残ったのは貧しい市民ばかりだった。このため、現在の上海市民は傲慢だが心に深い劣等感を抱えており、地位のある役人になりたいと願う。

広州市民も上海市民同様、中国の小市民の代表だ。だが、極度に虚栄心が強くて見栄を張る上海市民に対し、広州市民は損得にはこだわるが野心はなく、とても控え目だ。広州市民は上海市民よりも働き者でかしこいので、上海市民よりも豊かな生活を送っている。(翻訳・編集/本郷)

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