アフリカに移転する中国製造業、安い労働力と急成長の市場に魅力―韓国紙

Record China    2014年8月31日(日) 8時55分

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29日、安い労働力と急成長する市場を求め、中国の労働集約型産業がアフリカに移転する動きが目立つ。写真はエチオピアの首都アディスアベバにある皇帝メネリック2世の銅像。

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2014年8月29日、中国日報によると、中国の製造業拠点が大挙アフリカに移転している。

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韓国紙・中央日報は「『世界の工場』中国、製造業拠点を大挙アフリカに移転へ、その最大の要因とは」と題した記事を掲載した。アフリカ最大の貿易パートナーとなった中国だが、貿易だけではなくアフリカへの直接投資が盛んになっている。

エチオピアの首都アディスアベバには2012年、華堅社の靴工場が完成した。昨年は200万足を生産している。そのほとんどが米国ブランドのOEM生産だ。現在3500人を雇用しているが、将来的には5万人を雇用する計画を立てている。移転の要因となっているのが中国の労働コスト上昇だ。

中国経済を支えてきた労働集約型産業は廉価な労働力を求めて新たな土地へと移ろうとしている。アフリカの労働者の生産性は中国の半分だが、給与は10分の1。製造業拠点としても十分な可能性を秘めている。また、今やアフリカは世界で最もハイペースで成長を続けており、市場としての潜在的な魅力も中国企業を引きつける要因だ。(翻訳・編集/KT)

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