快進撃を続ける中国時代劇ドラマ「墨雨雲間」では、脇を固める女優ジョー・チェン（陳喬恩）、リウ・シュエホワ（劉雪華）の好演も作品の人気を押し上げている。

2018年に大ヒットした時代劇ドラマ「瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～」に主演したウー・ジンイエン（呉謹言）が再び復讐に燃えるヒロインを演じたことでも話題の「墨雨雲間」は、2日に動画配信サービス・優酷（YOUKU）で配信をスタート。以来、最新中国ドラマの視聴ランキングでトップを独走する人気となっている。

この作品ではウー・ジンイエン演じる主人公が復讐のためになりすます良家の女性「姜梨」の継母役をジョー・チェンが、祖母役をリウ・シュエホワが演じ、好演が注目を浴びている。もともと演技力の高さに定評のあるジョー・チェンは、表面上はたおやかながらも、策略家で腹黒い継母を演じて視聴者の目を引きつけている。

過去には台湾の人気作家・瓊瑤（チョン・ヤオ）による数々のドラマ化作品に出演し、「涙の女王」とも呼ばれたリウ・シュエホワは、10年にわたって離れ離れになった孫娘を思い続ける祖母役。姜梨との再会シーンでは「胸が締めつけられた」「本当に見事な演技としか言いようがない」などと称賛の声が上がっている。（Mathilda）