中国の主要河川流域で今年も500万匹以上の魚を増殖・放流

CRI online    2024年6月6日(木) 18時20分

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長江、黄河、金沙江、雅礱江などの中国主要河川の流域で同時に増殖・放流活動が行われ、500万匹以上の魚が放流されました。

6月5日は世界環境デーです。生態環境部、国家エネルギー局が指導し、中国水力発電工程学会が共催する「2024年世界環境デー水力発電業界魚類増殖・放流共同行動」が5日にスタートしました。長江、黄河、金沙江、雅礱江などの中国主要河川の流域で同時に増殖・放流活動が行われ、500万匹以上の魚が放流されました。

全国で大規模な増殖・放流活動を行うのは今回が3回目であり、これによって、希少な固有種の魚類の自然個体数を効果的に回復させ、中国の水源地における生物多様性を保護することができます。

長江では、過去の最高記録を更新する80万匹以上の長江チョウザメ(中国特有の国の一級重点保護野生動物)が放流されました。黄河では、現地特有の魚・花斑裸鯉(コイの一種)10万匹が放流されました。雲南省の瀾滄江では、流域最大の魚類増殖・放流所で希少な現地魚の稚魚8万匹が放流されました。

農業農村部の長江流域水生生物資源モニタリングセンターの陳大慶常務副主任は、「科学的な魚類の増殖・放流は流域の魚類資源を効果的に回復させ、天然水域の生態環境を改善することができるほか、流域の絶滅危惧種の保護、中国の水生生物多様性の保護にも役立つ」と述べました。(提供/CRI

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