中国製のマレーシア特急車両「ETS3」がラインオフ

CRI online    2024年6月11日(火) 10時50分

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中国の中車株州電力車両社が開発したマレーシアの新型特急車両「ETS3」の組み立てが、7日夜に湖南省株洲市の工場で完了しました。

中国の中車株州電力車両社が開発したマレーシアの新型特急車両「ETS3」の組み立てが、7日夜に湖南省株洲市の工場で完了しました。

ETS3は中国企業がマレーシア向けに自主開発した、ETSとETS 2に続く第3世代のメーターゲージ車両です。今後、全長約950キロのマレー鉄道・西海岸線で運用されます。

ETS3は6両編成(4つの動力車と2つの付随車)を採用し、座席は312席です。運行時速160キロで、最小旋回半径は100メートルとなっています。

同車両にはスマート運転補助システムが初めて搭載されました。路線状況を分析し、より経済的な運転プランを示すと同時に、リモート無線伝送システムを通じて、車両状態のリアルタイムなモニタリングを実現できるということです。

また、スマート型の運行・保守管理技術を採用しており、重要部品の状態をリアルタイムでモニタリングし、早期警告や故障のリモート診断と処理を実現し、1回のメンテナンス期間を4.7日から1.2日に短縮しました。これにより、車両全体の保守管理をより効率的で経済的なものにしています。

中車株州電力車両社は2010年からマレーシアの軌道交通システムへの協力を開始しました。現地法人を設立し、製造、調達、雇用、マーケティング、メンテナンスの現地化を実現しています。今回ラインオフしたETS3も今後、同社のマレーシアASEN製造センターで製造されます。(提供/CRI

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