中国メディアの極目新聞の11日付記事によると、女性客が飛行機内にハムスターを持ち込み、同便の乗客全員が一度降機させられる出来事があったようだ。

10日にあるネットユーザーが上海虹橋国際空港での騒動の経緯をSNSに投稿した。それによると、中国東方航空の上海発済南行きMU5599便で、乗客の女性が機内に持ち込んだハムスターが逃げ出したため、乗客全員が飛行機を降ろされて待つことになったという。

投稿された動画には、機内で客室乗務員の女性が座席下などをのぞき込んで何かを探している様子や、複数の乗客が搭乗口のカウンターを取り囲んでグランドスタッフと話をする様子が映っていた。なお、同便は定刻から1時間余り遅れて済南遥墻国際空港に到着した。

上海虹橋国際空港の職員は現地メディアの取材に対し、「確かに乗客が小動物を機内に持ち込んだ。警察が介入し、関係者を連行した。なぜ持ち込まれたかについては、保安検査部門が調査中」と説明した。

中国のネットユーザーからは「どうやって持ち込んだんだ？」「保安検査はどうなってる？」「この日の保安検査担当者は職を失うだろう」「ハムスターは隠れるのがうまくてコードをかむこともある。何か起きたらどうするのか」「保安検査の担当者の手落ちではあるが、やはり当事者の女性が責任を負うべき」「他の乗客への損害賠償を含めすべて女性に求めるべき」などの声が出ている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) June 11, 2024