「韓国のコンビニは日本のコンビニを超えた」と韓国メディア、ネットには「そもそもゲームにならない」の声

Record Korea    2024年6月15日(土) 13時0分

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11日、韓国・朝鮮日報は「韓国のコンビニはかつて日本のコンビニをベンチマーキングしてきたが、『K-コンビニは日本のコンビニを超えた』と評価する声が上がっている」と伝えた。写真は韓国のコンビニ。

2024年6月11日、韓国・朝鮮日報は「韓国のコンビニエンスストアはかつて日本のコンビニをベンチマーキングしてきたが、『K-コンビニは日本のコンビニを超えた』と評価する声が上がっている」と伝えた。

記事は「コンビニ発祥の地は米国だが、日本には1974年にセブンイレブン1号店が誕生し『日本化』に成功した。韓国に初めてコンビニができたのは、日本より遅れること15年、1989年のことで、24時間営業、おにぎりの販売、ATMの設置など、日本のコンビニの成功要素がそのまま持ち込まれた。以来、韓国のコンビニは日本をベンチマーキングしてきた。しかし、最近はコンビニ業界関係者が『とにかく日本のまねをすれば成功するという時代は終わった』と口をそろえている」と説明している。

日本国内のコンビニ店舗数は2022年6月(5万5887店)がピークで、その後は減少を続けている。一方、韓国は18年には3万8451店だったのが昨年は5万5580店と、増加を続けている。韓国のコンビニGS25の関係者は「商品企画担当者の日本出張はすっかり減り、最近は韓国内をすみずみまで回って味の名店を探したり、YouTubeやSNSで最新のトレンドをリサーチしたりすることが主な業務だ」と話したという。

韓国のコンビニが日本のコンビニを超えたと評される秘訣(ひけつ)は「新商品と販売イベントを次々と繰り出す企画力」だと記事は指摘。GS25では年間1000点を超える新商品を出しており、「これが可能なのは韓国ならではの瞬発力のおかげ」だと評している。世界最高のITインフラを基にした配達サービス、モバイルアプリサービスなども早くから導入し、革新スピードで日本に大きく差を付けた。また、日本のコンビニはイートインスペースがない店舗が多かったが、韓国をベンチマーキングしてカフェのような店舗を導入するようになったとしている。

CU関係者は「日本のコンビニが商品を買ってすぐ出ていく場所だとしたら、韓国のコンビニは長時間滞在して食事をしたり休憩していけるスペースであることも大きな違いだ」と指摘する。またセブンイレブン関係者によると、「コンビニにテーブルを置く戦略が顧客の滞在時間を延ばし、売り上げにも貢献している。日本がこれをまねするようになった」という。

さらに、韓国のコンビニは海外進出にも積極的だ。GS25はベトナム、モンゴルなどに562店舗、CUはモンゴル、マレーシア、カザフスタンなどに543店舗を展開している。後発のEマート24はマレーシアに52店舗を構えており、今月、カンボジアに1号店をオープンする。

早くから東南アジアに進出している日本のコンビニも、国内が飽和状態となり、海外進出に力を入れている。セブン&アイホールディングスとローソンは2036年までの3年間でアジア・オセアニアに1万点以上増やす計画を明らかにしている。コンビニ関係者は「今後、コンビニ日韓戦はさらに激しくなるだろう」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「この記事を書いた記者は日本のコンビニに行ったことがないの?」「日本のコンビニに行ったことがある人には分かる。そもそもゲームにならないということが」「日本のコンビニに行くと、韓国のコンビニのレベルがどんなに低いか思い知る」「コンビニ目当てで日本旅行をする人も多いというのに。韓国とは比べものにならないよ」「そもそも日本のコンビニをパクってきたのに」「恥ずかしい記事だね」「世界で唯一、日本を軽視している国=韓国の左派」などのコメントが殺到している。

また、「人口1億人以上の日本と、店舗数が変わらないの?。韓国のコンビニはもうからないね」「日本の国土は韓国の2倍だよ。韓国には本当にコンビニが多いんだな」といった声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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