中国商務部がこのほど発表したデータによりますと、今年1～4月のサービス貿易は引き続き成長スピードが速く、サービス貿易総額は前年同期比16．8％増の2兆4319億6000万元（約52兆5303億3600万円）でした。輸出額は同11％増の9846億9000万元（約21兆2693億400万円）、輸入額は同21．2％増の1兆4472億7000万元（約31兆2610億3200万円）でした。

知識集約型サービス貿易は引き続き成長しています。1～4月の貿易額は同6．4％増の9637億2000万元（約20兆8163億5200万円）でした。輸出額は同3．3％増の5562億9000万元（約12兆158億6400万円）で、増加率が高かった分野は、知的財産権使用料が同26．8％増、個人文化・娯楽サービスが同16．7％増でした。輸入額は同10．9％増の4074億3000万元（約8兆8004億8800万円）で、増加率が高かった分野は、個人文化・娯楽サービスが同54．5％増、その他商業サービスが同15％増でした。

旅行サービスも成長スピードが速く、1～4月は高速の成長を維持し、貿易額は同48．6％増の6600億3000万元（約14兆2566億4800万円）で、サービス貿易の中で最大の分野となりました。中国は昨年末以降、フランスやドイツ、イタリアなどを対象としたビザ免除入国政策を実施し、アンティグア・バーブーダやシンガポール、タイと相互ビザ免除協定を締結し、ビザ免除国の「友達の輪」は拡大し続けています。（提供/CRI）