CRI online 2024年6月14日(金) 10時20分
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修復された2000年前の漢代海昏侯墓の玉器が南昌市で初展示されています。
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中国南東部に位置する江西省南昌市にある漢代海昏侯国(約紀元前63年から後漢末まで)遺跡博物館では、海昏侯である劉賀(紀元前92年から紀元前59年)の墓の主棺にあった玉器が修復されてから初めて展示されています。
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今回展示された修復された文化財の中には、玉璧6点、台形玉片飾り2点があり、いずれも劉賀の墓の主棺から出土したものです。それらは主棺の異なる位置、例えば顔、胸部などの場所に丹念に置かれ、大きさはまちまちで、その中で最大の玉璧の直径は28.3センチに達しています。
前漢時代(紀元前202年から紀元前8年)、玉は人間の体の精気の流出を防ぎ、亡くなった後の体の不朽を保つことができると考えられていたといいます。劉賀の墓の内棺から出土した玉璧には精巧で美しい文様が大量に施され、構図もきちんとしており、当時の職人の手工芸のレベルを示しています。
海昏侯である劉賀の墓から出土した玉器の総数は400点(セット)を超え、そのうち、劉賀の主棺内には40点以上(セット)がありました。墓穴が崩落したため、これらの形の大きな玉器は出土時に多くが破砕状態にあったとのことです。
ここ数年、南昌漢代海昏侯国遺跡博物館は文化財修復の専門家を集めて、出土した玉器を保護・修復し、また適時に展示しており、来館者はその完全な姿を間近で見ることができます。(提供/CRI)
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