中国の習近平国家主席は12日、国連貿易開発会議（UNCTAD）設立60周年祝賀行事の開会式でビデオあいさつを行いました。習主席はその中で、国連貿易開発会議は設立以来60年の間、共同繁栄の趣旨を堅持し、南南協力を積極的に促進し、南北対話を提唱し、国際経済における新秩序の構築を推進し、世界貿易と開発に重要な貢献をしてきたと表明しました。

習主席はさらに三つの提案を行いました。平和的発展のための国際環境を構築すること、開放と発展という時代の流れに順応すること、革新的成長という歴史的チャンスを捉えることです。

習主席はまた、「今年は中華人民共和国成立75周年であり、中国は質の高い発展による中国式現代化を全面的に推進しており、世界の発展により大きな新たなチャンスをもたらすに違いない。中国は終始『グローバル・サウス』の一員であり、永遠に発展途上国に属する」と強調しました。（提供/CRI）