anomado 2024年6月17日(月) 10時30分
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5年越しで登場したシーズン2が好評だった中国時代劇ドラマ「慶余年」について、制作会社の一つ・新麗メディアグループがファン待望のシーズン3の進捗状況を語った。
5年越しで登場したシーズン2が好評だった中国時代劇ドラマ「慶余年」について、制作会社の一つ・新麗メディアグループがファン待望のシーズン3の進捗(しんちょく)状況を語った。
中国と台湾の映画・ドラマ界の交流の場として知られる海峡フォーラム・海峡影視季が今年で16回目を迎え、福建省アモイ市で14~16日に開催された。この催しの中で、「慶余年」を手がける中国の制作会社・新麗メディアグループ副社長の王喬(ワン・チャオ)氏が、シーズン3について台湾メディアのインタビューに答え、「現在は脚本の完成を待つ状態」と明かした。
王喬氏によると、世間の注目度をキープするには、なるべく早く撮影を進めるべきだという見方はあるものの、「その点はわれわれがコントロールできる問題ではなく、さらにはこういったニーズに応えるために作品のクオリティーが落ちることは絶対にしたくない。われわれ自身がまず満足できる形に完成したものをお届けしたい」と語った。
2019年にヒットした「慶余年~麒麟児、現る~」から5年後の今年、シーズン2が放送・配信にこぎ着けたが、王喬氏によるとシーズン2で最も困難だったのは、製作費の調整ではなくキャスティングだったという。シーズン2のクランクインまで長い時間がかかったものの、主演のチャン・ルオユン(張若昀)をはじめ、シーズン1の出演者が積極的に協力してくれたことが「何よりも幸運だった」と語った。
なお、シーズン1に出演した俳優シャオ・ジャン(肖戦)はシーズン2に出演せず、ウー・シンジエン(呉幸鍵)に交代した。王喬氏はこのキャスティングについて、シャオ・ジャンはシーズン1の撮影時には本格的なブレーク前だったが、人気俳優へと成長してスケジュールの調整が難しく、不参加に至ったと説明した。(Mathilda)
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