中国は17日、オーストラリアを一方的なビザ免除国に含めると発表しました。

今年に入ってから両国の間のフライト往来が頻繁になり続けていることで、双方の往来も回復が加速しています。大手旅行サイト「携程旅行（Ctrip）」のデータによりますと、今年に入ってから、オーストラリアは中国のインバウンド観光客の第5位に入り、インバウンド観光注文は前年同期比155％増加し、オーストラリアから中国へのフライト数は前年同期比220％以上増加しました。オーストラリア人観光客の中国訪問先として人気なのは、上海、広州、北京、成都、深セン、杭州、重慶、アモイ、南京、西安です。間もなく来る夏休みには、オーストラリア-中国の航空券の平均価格が前年同期比で3割近く下がりました。

また、中国がオーストラリアに対して一方的にビザを免除したというニュースは、中国国内でオーストラリア旅行への憧れを後押ししています。このニュースが発表されますと、中国の大手旅行サイト「去哪儿（Qunar）」プラットフォームにおける「オーストラリア」の航空券検索数が前月比で4割以上増加しました。旅行の注文を見ますと、世界最大のサンゴ礁であるグレートバリアリーフ、シドニー・オペラハウス、海でのイルカウォッチングが人気を集めているということです。（提供/CRI）