飛行機内で乗客が喫煙、乗務員も当初制止せず=説明求めた他の乗客に機長が逆ギレ―中国

Record China    2014年9月1日(月) 17時9分

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31日、成都商報によると、中国・成都発、北京行きの中国聯合航空KN5216便で30日、一部乗客らが機内で喫煙したことをめぐり、他の乗客と機長との間で衝突が起きた。資料写真。

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2014年8月31日、成都商報によると、中国・成都発、北京行きの中国聯合航空KN5216便で30日、一部乗客らが機内で喫煙したことをめぐり、他の乗客と機長との間で衝突が起きた。

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報道によると、乗客の男性が飛行中の機内で喫煙しているとの通報を受け、乗務員がこの男性からたばことマッチを没収した。この男性は当初、否認したが、衣服にたばこの臭いがついていたことや、目撃者もいたため、最終的に喫煙を認めた。

また、天候不良のため着陸した太原空港でも、キャビンドアが開いていることに気づいた4〜5人の乗客がタラップで喫煙した。乗務員もこれを目撃していたが、当初は制止せず、他の乗客らの通報でようやく紙コップを持ち、たばこを捨てるよう喫煙していた乗客に求めたという。

飛行の安全に不安を覚えた一部乗客らは警察に通報。現場に駆け付けた警官も安全検査を行うよう提案したが、機長は「北京へ急いで向かわなければならない」と話し、離陸した。

機長は、北京到着後も、説明を求めた乗客に対し、「無事に到着した。ほかに話すことはない」と横柄に対応。乗客の喫煙について問われると、あろうことか「自分が許可すれば、吸っても構わない」と述べたという。

このニュースに、中国のネット上には「機長らを永久停職処分にしろ」「危機管理に対する意識が低すぎる。いい加減にもほどがある」「たばこを吸った乗客らにはあきれてものも言えない」「機内に限らず、公共の場所での喫煙はマナー違反だ」などと非難の声が多数寄せられている。(翻訳・編集/NY)

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