中国交通運輸部が18日に発表した「2023年交通運輸業界発展統計公報」によると、23年に中国における地域跨ぎで移動した人の数は前年比30．7％増の延べ612億8800万人だった。中国の経済と社会発展の活力がその非常に多い移動者の数から見て取れる。新華社が伝えた。

具体的に見ると、中国の鉄道利用者は延べ38億5500万人、道路で移動した人の数は延べ565億5600万人、有料の水上交通で移動した人の数は2億5800万人、民用航空の利用者は延べ6億2000万人だった。

統計公報によると、2023年末の時点で、中国の鉄道の総延長距離は15万9000キロで、うち4万5000キロが高速鉄道となっている。道路の総延長距離は543万6800キロで、うち18万3600キロが高速道路となっている。内陸水路の航行可能な航路の総延長距離は12万8200キロ、中国全土の港の生産用埠頭の係留施設は2万2023カ所、民用航空の離着陸が許可されている空港は259カ所となっている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）