外国人観光客は中国でオールデジタル化した生活に適応しなければならない―仏メディア

Record China    2024年6月25日(火) 5時0分

拡大

フランスのラジオネットワーク、フランス・アンフォのニュースサイトにこのほど、「中国に戻った外国人観光客はオールデジタル化した生活に適応しなければならない」とする記事が掲載された。写真は故宮博物院。

(1 / 2 枚)

中国メディアの環球時報によると、フランスのラジオネットワーク、フランス・アンフォのニュースサイトにこのほど、「中国に戻った外国人観光客はオールデジタル化した生活に適応しなければならない」とする記事が掲載された。

その他の写真

記事はまず、「新型コロナが収束し、外国人観光客が中国に戻ってきている。北京の故宮の正門前にはほぼ毎日、数万人の観光客が群がっている。そうした人々の中に、あれこれ迷っているように見える数人がいる。ポルトガルから来た家族で、故宮を見学したいがチケットの購入方法が分からないのだ」と伝えた。

故宮

記事によると、外国人観光客にとって、スマートフォン内にチャットアプリの微信(ウィーチャット)や決済アプリの支付宝(アリペイ)が入っていなければ、店で支払いをしたり、タクシーに乗ったり、博物館の入館券を購入したりすることはほとんど不可能だ。フランス人観光客のメラニーさんとアレクサンドラさんは、「トイレットペーパーの購入でさえQRコードでの決済が求められる。QRコードとはどのように機能するものなのか、私たちは知らなかった。カルチャーショックだ」と語る。

記事は「中国当局は外国人観光客のそうした困難を認識し、手助けしようとしている」とし、その例として、兵馬俑などで知られる西安の地元政府が、外国人観光客がよく訪れる商業エリアの店舗に対し、現金がなくても決済できるよう外国の銀行カードに対応した決済端末の導入を求めたことを紹介した。

記事は「国家規模でも対策が講じられており、外国の銀行カードをアリペイやウィーチャットに追加してQRコード決済できるようになった。旅行者の中には順応するのが難しいと感じる人もいれば、それほど複雑ではないと感じる人もいる」とし、定年退職後に初めて中国を訪れたというスイス人のクリストフさんの話として「われわれは100%デジタル化された国を旅しているのだから、現地の人々と同じように生活しなければならない。人々はとてもフレンドリーだ」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携