北京、上海の一部でレジ袋有料化、全国的な普及にはまだ時間―中国

Record China    2007年7月2日(月) 20時17分

拡大

中国のスーパーマーケットで消費されるレジ袋は、年間約800億円相当。環境保護の観点から、レジ袋を有料化するなど使用を減らすよう提案されているが、普及にはまだ時間がかかりそうだ。

(1 / 3 枚)

2007年7月2日。中国のスーパーマーケットがレジ袋のために消費する金額は、年間50億元(約800億円)である、と中国チェーンストア経営協会が発表した。

その他の写真

協会は続けて、環境保護の観点から、国内のスーパーマーケットがレジ袋の使用を減らすように希望していると述べ、ポイント制度を実施する、買い物客にレジ袋の再利用や、使い捨てではないショッピングバッグの利用を働きかけるなど提案している。

現在、北京や上海などの一部のスーパーでは有料化などの方法でレジ袋使用を減らす努力が払われているが、まだほとんどのスーパーではレジ袋が無料で配布されており、こうしたことから、レジ袋を減らす運動が全国的に普及するのはまだ難しいとみられている。しかし欧米の一部では有料レジ袋はすでに市民に定着、レジ袋代として支払われた金額が、慈善団体などに寄付されることも珍しくないという。(翻訳・編集/BA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携