日本とインドは関係を強化しても、中国市場から離れることはできない―米メディア

Record China    2014年9月3日(水) 1時10分

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2日、中国商務部ウェブサイトによると、米クリスチャン・サイエンス・モニター紙は1日、「安倍首相とモディ首相はなぜアジアで最高の友人なのか」と題する記事を掲載した。資料写真。

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2014年9月2日、中国商務部ウェブサイトによると、米クリスチャン・サイエンス・モニター紙は1日、「安倍首相とモディ首相はなぜアジアで最高の友人なのか」と題する記事を掲載した。

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日本は近年まれに見る厚遇でインドのモディ首相を迎えたが、その背景には日本とインドが共に抱く中国への懸念がある。日印両国は共に面倒な問題を抱えている。中国の領土要求を憂慮しつつ、一方では中国の巨大市場を渇望している。このほか、中国による海洋進出も共通の懸念材料だ。

インド政策研究センターの専門家は、インドと日本のさらなる密接な軍事協力が、中国の台頭がもたらす“アンバランス”を抑えるだろうと見ており、「中国、インド、日本はアジアの戦略トライアングルを形成している。インドと日本が手を組めば中国を上回る。これこそ、日印が関係を密にする理由であり、中国が日印の連携を“悪夢”だと考える理由だ」と指摘する。

しかし、豪シンクタンクのロイ国際政策研究所の専門家は、モディ首相が訪日中に反中国同盟を結ぶことは期待できないと指摘する。「日印双方は軍事演習や情報分野、技術領域での協力を深めるかもしれないが、自国の経済利益を危険にさらすようなことはしない。インド商務部の統計によると、中国はインドの最大の貿易パートナーである。また、中国は日本の最大の貿易相手国もあり、日中貿易額は今年、3年ぶりに増加に転じる見通しだ」としている。(翻訳・編集/TK)

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