時代劇ドラマ「墨雨雲間」をきっかけに人気急上昇中の俳優ワン・シンユエ（王星越）に交際説が出回り、名プロデューサーのユー・ジョン（于正）氏がSNSに激しい反論を投稿し、ネットで大反響となっている。

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時代劇のヒットメーカーとして知られているユー・ジョン氏は総合エンタメ企業・歓娯影視の代表でもある。傘下にはバイ・ルー（白鹿）、リー・イートン（李一桐）、ウー・ジンイエン（呉謹言）やシュー・カイ（許凱）、チェン・シャオ（陳暁）ら人気女優と俳優が名を連ねている。22歳のワン・シンユエは4年前に歓娯影視に加わり、芸能界期待の新星に成長した。

普段から所属の若手メンバーに対する保護欲の強いユー・ジョン氏だが、このほど怒声を上げた発端となったのが、ワン・シンユエにでっち上げられた女優シャン・ハンジー（向涵之）との交際説。5月に共演ドラマ「定風波」がクランクインし、2人とも横店影視城（映画・ドラマの撮影基地）に滞在中だが、会社が手配した宿泊施設に戻るところをパパラッチにキャッチされ、ネットで交際説へと炎上した。

事態を見かねたユー・ジョン氏はSNSで「横店の悪玉パパラッチたち、横店でドラマ撮影中の俳優たちはみんなほぼ南江一号に住んでいる。コミュニケーションを活性化させるためにうちのスタッフも南江一号に住みながらドライバーが送迎している。お前らのせいでスタッフ同士の交流と撮影現場での雰囲気に深刻な支障が生じている。他人のプライバシーを侵害しないとお金を稼げないのか？」と叱咤（しった）した。

この投稿に対しユーザーから「じゃ、ワン・シンユエからシャン・ハンジーに離縁状を書いてもらえない？」と書き込まれると、「お前何言っているんだ！。うわさのせいで共演仲間である2人の関係がこじれそうになり、この間3人で食事しながら仲直りさせたばかりだ！」と一喝しながら「うわさが出回るたびに和解の食卓を持たなければならず、それにみんな南江一号に住みたがらなくなって余計な雑務が増えてへとへとだ！」とつづった。

また、交際説がシャン・ハンジーからジョウ・イエ（周也）に移ると、「なんでジョウ・イエが出てくるのかよ！。2人は仲のいい友達だ！。ワン・シンユエとジョウ・イエの再タッグを企画しようとしているのに、交際説のせいでパーになるんじゃないか！。若手俳優のスタートアップはただでさえ難しいのに、うわさのせいでキャリアが台無しじゃないか！」と連続投稿した。

ユー・ジョン氏の反論を見たファンからは、「シリアスな反論なのに、なぜか笑いたくなる」「所属の若手をかばうユー・ジョンがカッコいい」「ユー・ジョンはあまり好きじゃないけど、今回は100％同感」「横店のパパラッチは確かに迷惑千万。ルールなり規制なり作って取り締まってほしい」など理解や擁護の書き込みが殺到した。（編集/RR）