韓国電池工場火災、死者の大半が中国籍、なぜ中国人は韓国に働きに行くのか―中国メディア

Record Korea    2024年6月26日(水) 19時0分

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韓国メディアによると、韓国・ソウル近郊の華城市にあるリチウム電池工場で24日に大規模な火災が発生し、中国籍の労働者17人を含む23人が死亡した。写真は中国籍の人が多く集まるソウルの大林(デリム)町。

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韓国メディアによると、韓国・ソウル近郊の華城市にあるリチウム電池工場で24日に大規模な火災が発生し、中国籍の労働者17人を含む23人が死亡した。

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中国メディアの新京報は、この工場で働く中国出身の女性の話として「工場には100人余りの従業員がいて、多くは中国東北部出身の朝鮮族の女性。年齢は30~40代の人が多い」「賃金は韓国の最低賃金の時給9860ウォン(約1130円)。同じ賃金の他の仕事に比べると仕事の強度は低めだ」などと伝えた。

中国メディアの毎日経済新聞は、この事故に関連し、「なぜ中国人は韓国に働きに行くのか」とする記事を配信した。

大林町

記事は、韓国で働く中国人は通常、仕事を紹介する仲介業者と契約を結んでいること、求人は主に免税店販売員、飲食店従業員、工場労働者、料理人であること、チェジュ島での調理補助の仕事の場合、住み込み・食事付きで月収1万2000元(約26万円)であることなどを紹介した。

記事は、韓国への出稼ぎは(国内に比べて)稼げるがきつい仕事が多いこと、韓国ではこの1年、賃金は据え置かれているものの物価が上昇した結果、生活費が増え、実質収入は減少していることなどを挙げ、「韓国で働くことによる見返りの魅力が失われつつある」と伝えた。

記事によると、以前は中国からの出稼ぎ労働者のうち、建設現場で働く人の年収は30万~40万元、サービス業では20万~30万元だったが、今では中国人の数が減り、その代わりとして、ベトナムやタイなど東南アジアの国(の労働者)が増えているという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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