中国国家鉄路集団有限公司（以下「国鉄集団」と略）が発表した情報によると、24日から25日にかけて行われた全国科学技術大会、国家科学技術奨励大会、両院院士（中国科学院と中国工程院の会員）大会で、高速列車復興号プロジェクトが国家科学技術進歩賞特等賞を受賞しました。

高速列車復興号は運行抵抗、エネルギー消費量、騒音、安定性などの面における一連の世界的な難題を克服し、安全で効率的な運行を実現しました。

高速列車復興号の開発により、中国は完全な中国高速列車技術標準体系を構築し、数千社の企業からなる自律制御可能な産業チェーン・サプライチェーンを構築したことになります。国鉄集団はシリーズ化された復興号高速列車の研究開発を継続的に推進しており、時速350キロ、250キロの異なる速度レベルをカバーする、8両、16両、17両などさまざまな編成、標準仕様、高地・寒冷地仕様、スマート仕様などさまざまな構成のシリーズ化された製品群を形成しています。

なお、復興号高速列車は2023年末の時点で延べ22億人の旅客を輸送し、安全運行距離は累計23億4000万キロに達しています。（提供/CRI）