蘇州の日本人母子切り付け事件、バス案内係の中国人女性が死亡―中国

Record China    2024年6月28日(金) 11時50分

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中国江蘇省蘇州市で24日に起きた日本人母子が襲われた事件で、犯人の男を止めようとして切り付けられた中国人女性の死亡が報じられた。

中国江蘇省蘇州市で24日に起きた日本人母子が襲われた事件で、犯人の男を止めようとして切り付けられた中国人女性の死亡が報じられた。

この事件では、スクールバスを待っていた日本人の母親と子どもが刃物のような物で襲われて軽傷を負った。バスに乗り込もうとした犯人の男を止めようとして切り付けられたバス案内係の中国人女性は重体となっていたが、中国メディアは28日、蘇州市公安局が女性の死亡を発表したことを報じた。

女性は市内在住の胡友平(ホー・ヨウピン)さん(1969年7月生まれ)で、「蘇州市見義勇為模範」の称号授与が要請されている。「見義勇為」は自らの身を挺して他人の危機を救った人を顕彰する制度だ。

日中両国から無事を祈る声が寄せられた胡さんの訃報に、中国のネットユーザーからは「危険な状況でも立ち上がって他人を守れるあなたは本当に勇敢な人。ご冥福をお祈りします」「英雄に敬意を表します」「こうした勇敢な人のことは語り継がれるべき」「ニュースで知って涙が流れた。私なら刃物を前に胡さんのような勇敢な行動はできない」などの声が相次いで寄せられている。

28日午前11時半現在、中国SNSの微博(ウェイボー)では、「日本人母子を勇敢に救った中国人女性が逝去」がランキング1位になっている。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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