Record China 2024年7月2日(火) 9時0分
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30日、頭条新聞は、今年1〜3月に日本を訪れた中国人観光客数が新型コロナ前を下回った一方で、1人当たりの消費額は増加したことが明らかになったと報じた。
2024年6月30日、頭条新聞は、今年1〜3月に日本を訪れた中国人観光客数が新型コロナ前を下回った一方で、1人当たりの消費額は増加したことが明らかになったと報じた。
記事は、日本の国家観光局による統計で、今年1〜3月に日本を訪れた中国本土の観光客は延べ132万8000人と、新型コロナ前の19年の同じ時期に比べて4割近く少なくなった一方で、観光客1人当たりの消費額は同25.1%増の27万3000円に達したと紹介した。
また、観光客1人当たりの日本滞在日数は6.9日で新型コロナ前より1日多くなったほか、1人当たりの消費額で最も大きく増えたのが娯楽費で19年の同時期から66%増の1万2800円に達したと伝えている。
さらに、かつては「爆買い」と呼ばれた中国人観光客の日本での購買行動にも変化が生じたとし、今から10年ほど前の15年ごろはスマート便座や電気炊飯器が最も好まれたのに対し、今では高級ブランド品や真珠などの宝飾品が人気を集めるようになったと指摘。今年1〜3月におけるルイ・ヴィトンの日本を除くアジア販売額が前年同期比6%減だったのに対し、日本では中国人観光客の購入によって同30%以上の大幅増になったとした。
また、以前より中国人から人気の高かった日本の薬や化粧品については、中国国内では昨年から始まった福島第1原発での汚染処理水海洋放出の影響で売り上げが減少したものの、日本にやって来る中国人観光客の間では依然として人気があり大量購入して帰ると紹介。中国人観光客によるショッピングの動機は主に商品の希少性とコストパフォーマンスの高さであり、この10年で日本を訪れる観光客の客層が変化したことも人気商品の変化に一定の影響を与えていると伝えた。
この件について、中国のネットユーザーは「金持ちほど日本に行きたがる気がする」「日本製品のボイコットを叫ぶのは貧乏人だけ」「花火大会を見に行きたいから、8月の航空券が安くなってほしい」「一番の理由は円安が進んだからだと思う」「10年前は杭州で作って日本に輸出してた便座を中国人観光客が買って帰ってたのだから、本当に笑い話だよね」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)
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