韓国の牛乳パックは分別がめちゃくちゃ?日本から輸入する理由は=韓国ネット「はさみで切るなんて…」

Record Korea    2024年7月2日(火) 23時0分

拡大

1日、韓国・マネートゥデイは「韓国の牛乳パックは分別がめちゃくちゃ…だから日本から輸入する」と題した記事を掲載した。資料写真。

2024年7月1日、韓国・マネートゥデイは「韓国の牛乳パックは分別がめちゃくちゃ…だから日本から輸入する」と題した記事を掲載した。

韓国の製紙業界によると、22年現在、韓国の牛乳パックリサイクル率は24.7%にとどまっている。3万8719トンの牛乳パックを消費し、このうち再利用されたのは9561トンだけということになる。

牛乳パックは北米・北欧産の高級針葉樹パルプから作られる。一度使用した後もさまざまな用途にリサイクル可能な素材だが、韓国では牛乳パックの分別回収率が低く洗浄も行き届いていないため、相当数が下級紙の段ボールに再加工されている。環境部の規定上、22年から牛乳パックと滅菌パックは一般の紙とは別に分別排出するよう定められているがあまり順守されておらず、特に消費の多い学校やカフェでもきちんとした分別排出がされていない。また回収業者によると、80~90%は洗わないまま捨てられているという。

牛乳パックの最も効率的なリサイクルはトイレットペーパーで、同じ量を生産する場合、印刷用紙より付加価値が1.5倍大きいという。韓国のトイレットペーパー原紙製造業界は、原料パルプの自立度が高い中国、インドなどからの輸入品との価格競争のため、日本からリサイクル用牛乳パックを輸入している。

日本は牛乳パックをきれいに洗いはさみで切ってリサイクルに出すという教育を学校で徹底して行っている。分別回収がきちんと行われているため、海上輸送料を考慮しても、韓国内での牛乳パック調達と価格は変わらないという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「だったら牛乳パック回収箱を別に用意してくれないと。回収箱もないのにどうやって分別排出するんだ?」「分別してほしければ方法を教えて、広報もしっかりやってよ。はさみで切るなんて知らなかった」「リサイクルの責任を国民に転嫁する政府と公務員。そのうちあらゆるごみを分別して出せと言い出すぞ」「分別のルールが各区で違うし、教育も特にされてないんだから、分かりようがない」「数カ国が分別排出をすれば世界がきれいになるとでも?。欧米だって韓国より分別してないし、インドや中国を見てみなよ」「これが韓国の人間性だよ。自分は楽をしたい」など、否定的な内容のコメントが多く寄せられている。

一方、「牛乳パックを捨てる時は水洗いくらいするでしょ?」「そんなの常識だよ」「学校で教育すべきだと思う」といった声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携