中国で地下鉄工事中の道路陥没が相次ぐ、先日は成都市、今度は西安市

Record China    2024年7月2日(火) 17時0分

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1日、新浪新聞は、陝西省西安市の地下鉄建設現場で道路の陥没が発生したことを報じた。

2024年7月1日、新浪新聞は、陝西省西安市の地下鉄建設現場で道路の陥没が発生したことを報じた。

記事によると、事故があったのは同市で建設が進む地下鉄8号環状線の開遠門駅〜土門駅間。連絡通路の建設中に突然水と砂が吹き出し、1日午前8時ごろに地上の道路が陥没した。現場の映像からは、道路の陥没部分から大量の水が穴に向かって勢いよく流れ出す様子が見て取れる。

事故発生後、当該区間の交通規制が行われるとともに水道や天然ガスなどの輸送が止められた。事故による死傷者は発生していないとみられ、具体的な発生原因については調査中だという。

中国では地下鉄建設現場の事故が相次いでおり、21日には四川省成都市軌道交通13号線の建設中の駅で水道管が破断したことにより路面が崩落する事故が発生した。

西安で発生した陥没事故について中国のネットユーザーは「ここ数年は極端な天気が多くなり、大量に雨が降っているから。被害が拡大しないで良かった」「予定通り年内に開通できるのだろうか」「8号線の安全問題を徹底的にやってほしい。地面に亀裂ができているところがある。手抜き工事を防いでほしい」「道路が復旧するまでに何日かかるか分からないな」「事故のせいで普段なら15分で済む通勤時間が今日は2時間半かかった」といったコメントを残している。

また、一部のユーザーからは、当局が交通規制について速やかに情報を出さなかったことに対する不満の声も。「交通管制はどうして情報を出さないのか。人が道路に詰まってしまってるじゃないか」「どうして道路の封鎖を早く知らせてくれないのか。ひどい渋滞だった」といった書き込みが見られた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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