韓国軍が南北軍事境界線付近で砲兵射撃訓練、9・19合意後初=韓国ネット「それで北朝鮮がビビる?」

Record Korea    2024年7月3日(水) 13時0分

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2日、韓国・ニューシスは「韓国軍が南北軍事境界線付近で砲兵射撃訓練を実施した」と伝えた。写真は南北軍事境界線。

2024年7月2日、韓国・ニューシスは「韓国軍が南北軍事境界線(MDL)付近で砲兵射撃訓練を実施した」と伝えた。

軍当局によると、陸軍は同日午前、京畿(キョンギ)道と江原(カンウォン)道の境界線付近に位置する訓練場で砲兵射撃を行った。陸軍関係者によると、K-9自走砲とK-105A1自走砲などが参加し約140発を発射したという。いずれもMDLの5キロ以内にある最前方の訓練場で、18年9月19日の南北軍事合意の締結後、射撃訓練は行われていなかった。

南北軍事合意は軍事境界線一帯での各種軍事訓練を中止すると定めている。しかし最近、北朝鮮の挑発が相次いでいることを受け、韓国政府は4日、軍事合意の全ての条項の効力を停止した。射撃訓練はこれに伴う措置で、韓国軍は先月26日にも、黄海上の北方限界線(NLL)付近の島しょ部一帯で、17年以来となる海上射撃訓練を実施している。

陸軍は今回の訓練について「軍事合意の効力停止により訓練が正常化してから初めての地上訓練であり、敵の挑発時の対応能力、火力対応態勢の強化に重点を置いて実施した」と説明。今後、境界線付近での砲兵射撃や機動部隊訓練を定例化する予定だと明らかにした。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「たった140発?。14000発撃っても、向こうの核1発でおしまいだよ」「向こうはミサイルを発射してるのに、こっちは小銃射撃?」「射撃訓練をすれば核を持ってる北朝鮮がビビると思っているところが笑える」「軍事合意を破棄したのは北朝鮮の方が先だ。もう偽りの平和にだまされてはいけない」「こっちがやれば、向こうも同じようにやり返してくるのでは?。本当に大丈夫なのか?」などのコメントが寄せられている。

また、「大統領は北と戦争したいのか」「朝鮮半島の緊張を高めることばかりなぜし続けるのか」「支持率が落ちたからでしょ」など、大統領への批判の声も多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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