蘇州市が日本人母子かばった女性に称号授与、基金設立へ―中国

人民網日本語版    2024年7月3日(水) 10時30分

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江蘇省蘇州市のバス停で日本人母子が男に襲われた事件で、男を阻止して死亡した中国人女性・胡友平さんに蘇州市から「見義勇為模範」(正義のために勇敢に行動した模範)の称号が授与された。

江蘇省蘇州市のバス停で日本人母子が男に襲われた事件で、男を阻止して死亡した中国人女性・胡友平さんの追悼式が2日、蘇州市高新区で行われた。胡さんには、蘇州市から「見義勇為模範」(正義のために勇敢に行動した模範)の称号が授与された。

胡さんと共に、危険を顧みずに刃物を持った男を一緒に阻止した市民3人にも、「見義勇為人員」(正義のために勇敢に行動した人)の称号が授与された。そしてその精神を発揚するため、蘇州市は「友平見義勇為基金」を設立する計画という。

事件は6月24日午後4時ごろ起きた。当時、蘇州市高新区の「新地中心」バス停で、刃物を持った男が襲い掛かり、3人が死傷した。容疑者はその場ですぐに拘束された。犯人を阻止しようとした胡さんは重傷を負い、病院に搬送されたものの、26日に亡くなった。日本国籍の負傷者2人のうち、1人は命に別状はないものの現在も入院治療中で、もう1人は当日のうちに退院した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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